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<参院選宮城>夏決戦 雨中の号砲 仙台中心部で第一声

傘を差した有権者が候補者の第一声に耳を傾けた=4日午前9時45分ごろ、仙台市内

 降りしきる雨の中、夏決戦の号砲が鳴った。参院選が公示された4日、宮城選挙区(改選数1)に立候補した与野党の候補は仙台市中心部で第一声を上げた。実績を強調する与党に、野党は批判を強める。安定か、転換か。1議席を争う17日間の論戦が幕を開けた。
 4選を狙う自民党現職の愛知治郎氏(50)は恒例となっている青葉区の大崎八幡宮で必勝祈願。事務所で出陣式を終え、同区一番町の商店街に場所を移して第一声に臨んだ。
 自公政権による安定した政治の必要性を強調。政府が批判にさらされた老後資金問題に触れ、「数字に惑わされず、正しい情報を伝える」と説明した。
 党の県選出国会議員、地方議員、県内首長、公明党関係者ら約300人が集まり、政権与党の重厚な布陣を見せつけた。小野寺五典元防衛相(衆院宮城6区)は「3期18年の実績がある。必ず閣僚として活躍できる」と後押しした。
 野党統一候補として戦う立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)は午前9時半、トレードマークの白いスーツを身にまとい、宮城野区のJR仙台駅東口で第一声を上げた。
 傘を差さず、冷たい雨に打たれながら、約300人を前に「安倍政権への怒りと諦めにも似た声が広がっている。宮城から新たな、熱い時代をスタートさせる」と力を込めた。
 支援を受ける国民民主、共産、社民各党ののぼりが掲げられ、地方議員や市民団体の関係者らが結束をアピール。立民県連の岡本章子代表は「国のかたちではなく、国民の命を守るための戦いだ」と訴えた。


2019年07月04日木曜日


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