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<参院選>きょう公示 事実上の一騎打ちへ、東北の与野党必勝期す

 第25回参院選は4日、公示される。東北6選挙区(改選数各1)では、自民党現職6人と野党統一候補が事実上の一騎打ちを演じる。東北の与野党幹部らは3日、決戦に向けた意気込みを示した。
 改選を迎える6人は任期中の6年間、東日本大震災、原子力災害からの復興に関わった。
 自民党福島県連の太田光秋幹事長は「これまで国と県、市町村と党が連携しながら震災の復興財源を確保し、制度や仕組みを作ってきた。国の復興・創生期間終了まであと2年に迫り、これからが重要な時期。復興を前に進めるため、この選挙戦を勝ち抜かなければならない」と力説する。
 自民と連立を組む公明党は「安定した政治の継続」を掲げ、選挙戦に臨む。宮城県本部の伊藤和博幹事長は「少子高齢化、外交問題など山積する課題を着実に進められるのは自公政権。安定か、混乱かを選ぶ戦いだ」と力を込める。
 野党勢力は2016年の前回参院選で、統一候補が5勝1敗と大勝した。
 立憲民主党青森県連の山内崇代表は「青森では3年前、野党が力を結集して自民重鎮を破ることができた。共闘態勢は3年前以上に強固だ。有権者の心に思いが届けば必ず勝利できる」と息巻く。
 岩手選挙区で統一候補の選対本部長を務める国民民主党の木戸口英司参院議員(非改選)は「安倍政治の強者の論理、行き過ぎた競争社会で格差が拡大している。野党がひとかたまりになって、現政権に代わる選択肢を国民に示す選挙としたい」と話した。
 共産党は統一候補の必勝と党比例代表候補の躍進を狙う。山形県委員会の本間和也委員長は「安倍政権に退場の審判を下し、希望ある政治を実現するか、安倍暴走政治の加速を許すのか、日本のこれからの政治にとって歴史的な意義を持つ選挙だ」と位置付けた。
 秋田県で統一候補擁立の立役者となった社民党の石田寛県連代表は「統一候補擁立が実現したことの意義は大きい。(地上配備型迎撃システム)イージス・アショア配備計画を巡る度重なるデータの誤りは政権の末期的症状。地元の方たちと手を携え、配備計画の撤回を目指す」と訴える。


2019年07月04日木曜日


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