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<ILC>外国出身女性が情報発信 岩手「3A」トリオ活躍

英語版ホームページを作成する(左から)ベルさん、和山さん、トーマスさん

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致に取り組む岩手県の情報を海外に伝えようと、海外出身の女性3人組「3A(トリプルエー)」が張り切っている。「海外の研究者やその家族に役立つ情報を提供したい」と県内を駆け回る毎日だ。
 3人は、岩手県国際室に勤務する米国出身のアマンダ和山さんと、ともに国際化推進員でオーストラリア出身の一関市職員アイミ・ベルさん、米国出身の奥州市職員アンナ・トーマスさん。
 県ILC推進協議会の英語版ホームページ「IWATE&THE ILC」の編集に携わっており、名前の頭文字から「3A」と呼ばれるようになった。
 ILCに関する記事を毎月10本ほど英訳して掲載。建設候補地の北上山地にちなんだ「北上タイムス」コーナーでは岩手の生活情報も発信する。最近は室根山(一関市)のツツジやベジタリアン(菜食主義者)向け飲食店を紹介した。
 2018年度のアクセスは2万2000件で、半数が海外からだった。和山さんは「16年に盛岡市で国際会議があったときは『ホームページを見たよ』と多くの研究者に言ってもらった」と振り返る。
 ILC誘致が実現すれば、海外から多くの研究者が家族を伴って岩手で暮らすとみられる。「チームワークで岩手の魅力を発信したい」とベルさん。トーマスさんは「将来は閲覧する人と双方向で情報をやりとりしたい」と抱負を語る。
 一部の記事には和訳が付いており、英語が分からなくても読むことができる。公式ツイッターでも情報発信している。


2019年07月05日金曜日


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