宮城のニュース

台湾から誘客 一元的にサポート 観光プロモーション・VISIT東北

 外国人誘客に取り組む観光プロモーション会社VISIT東北(宮城県丸森町)は、東北の自治体などによる台湾からの観光客を誘致する戦略策定や旅行商品づくり、情報発信などを一元的にサポートするサービスに乗り出している。仙台空港と台北を結ぶ国際定期便が今月中にも計19往復に増えることから、効率的な誘客を後押しする。
 東北の自治体や観光事業者などの依頼を受け、台湾の旅行会社に対する営業代行や同行支援、商談会への代理出展、現地メディアへのプロモーション、データ収集・分析、教育旅行の企画、旅行商品の開発までを一貫して担う。費用は依頼内容に応じて異なる。
 現地に新たに置いた日本人スタッフ1人を含む3人が専属で担当。19年度は5000万円の売り上げを目指し、将来は現地法人設立も見据える。
 同社は2016年1月設立。訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘致促進事業ではプロモーション、商品開発といった断片的な依頼が多かったが、ノウハウや現地ネットワークを生かすため、総合的なサポート業務の受注を目指す。
 東北運輸局がまとめた18年の東北の外国人延べ宿泊者数(速報値)のうち、台湾は50万6140人と最も多く、同社は東日本大震災の被災地など東北で暮らす人、物語に焦点を当てたコンテンツづくりを進める方針。
 斉藤良太社長は「台湾はさらに2〜3倍の誘客が見込める。インバウンド専門会社として地域を知り、現地とも深くつながっているのが強み。事業を1本につなげインバウンドの底上げを図る」と話す。


関連ページ: 宮城 経済

2019年07月06日土曜日


先頭に戻る