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船員思いのマグロ漁船初航海へ 気仙沼漁港を出港

地元住民らに見送られて出港する第127勝栄丸

 漁船員の労働時間短縮など船上の働き方改革を考慮した遠洋マグロはえ縄漁船「第127勝栄丸」(492トン)が5日、初航海へ気仙沼漁港を出港した。気仙沼市の水産会社「勝倉漁業」が新造した。約10カ月間にわたり、大西洋でクロマグロなどを追う。
 船は5月下旬に完成した。冷凍餌を甲板に運ぶコンベヤーを設置し、手渡しで1時間かかっていた作業を5分に短縮したほか、荒海でも波をかぶらず作業できるように甲板の8割を屋根で覆うなどした。
 岸壁には地元の水産関係者ら約300人が集まり、手を振ったり小旗を掲げたりして、23人の乗組員の船出を見送った。
 勝倉宏明社長(51)は「乗組員ファーストの視点を取り入れた思い入れの強い船。働き方改革の効果が出て、将来的には後継者の育成につながってほしい」と話した。


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2019年07月06日土曜日


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