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<ベガルタ>好調関口、守備崩す 苦手の埼玉スタジアム 初白星で5連勝を

浦和戦に向けた練習でDF役を務めた吉田コーチ(右)の裏のスペースを狙って飛び出す関口(中央)。左は長沢

 仙台にとって埼玉スタジアムは鬼門だ。J1に初昇格した2002年から昨季の天皇杯決勝まで一度も白星がない。嫌なジンクスの打破へ、好調を維持する元浦和の関口が立ち向かう。
 先発に復帰してからチームは4連勝中。2試合連続で決勝点を挙げているが、練習で浮かれた様子はない。渡辺監督は「調子に乗るような言動は一切なく、むしろチームを引き締める役割を担っている。いい男になった」と目を細める。
 埼玉スタジアムでも重ねた経験が成長を支える。13年に高卒からプレーした仙台を離れ、浦和に加入。2季在籍したが思うような結果を出せなかった。C大阪を経て昨季に古巣に復帰。天皇杯決勝では0−1で敗れ、悔し涙に暮れた。
 「スタジアムの雰囲気にのまれないようにしたい」と関口。浦和の守備を崩し、試合の主導権を握ることを狙う。「浦和の3バックは相手に食い付いてくるイメージがある。対人で強さを発揮する向こうの土俵に乗らないことが大事」。誰かが敵陣でパスを受けてDFをつり出し、空いたスペースに走り込んだ別の選手にパスを通す策を描く。
 5日の練習前、渡辺監督は「新しい歴史をつくろう」と選手を鼓舞した。指揮官の思いに呼応して難関を突破し、最高の形でリーグ後半戦のスタートを切る。
(斎藤雄一)


2019年07月06日土曜日


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