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学校から見た空襲語る 仙台で戦災復興展

仙台空襲の被害を伝える写真などを展示する戦災復興展

 1945年7月10日の仙台空襲の記憶と戦後の歩みをたどる「戦災復興展」が5日、仙台市青葉区の市戦災復興記念館で始まった。今年は戦前、戦中に市中心部にあった学校の資料などを展示する。14日まで。
 校舎や礼拝堂などが焼失した宮城高等女学校(現宮城学院中高)で戦火に耐えた銅製の箱、箱の中で炭化した賛美歌の楽譜など約40点を紹介する。東六番丁小(青葉区)の給食風景の写真、朴沢女子実業学校(現明成高)の卒業証書など戦前の資料も並んだ。
 期間中は、7日に宮城高等女学校の卒業生による空襲体験の語り、「戦後、仙台の学校生活」と題した専門家の対談があるほか、平和祈念コンサートもある。
 開幕セレモニーでは富谷市の百束たき子さん(76)が空襲を題材とした手作りの紙芝居を披露。太白区の無職大沼芳美さん(76)は「終戦当時は2歳で記憶はない。紙芝居の『今も世界に戦争がある』という言葉が印象的で、平和の大切さを再認識した」と語った。


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2019年07月06日土曜日


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