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震災で解体 商工会館再建「腰据えて業務に」 福島・富岡

テープカットで新会館の完成を祝った

 再建が進められていた福島県富岡町の町商工会館が完成し、現地で5日に落成式があった。旧会館は東日本大震災で半壊した上、東京電力福島第1原発事故による避難中の劣化が激しかったため解体し、同じ場所で敷地を広げて新会館を建てた。
 新会館は木造2階、延べ床面積約255平方メートル。事業費5330万円で、全国商工会連合会や県、町から財政支援を受けた。
 町商工会の遠藤一善会長は落成式で「元の場所に戻り、腰を据えて業務に当たることができる。商店の事業再開が少しでも進むよう支援し、観光も含めた交流人口増加へ町と一体になって頑張る」と話した。
 町は原発事故で一時全町避難を強いられた。町商工会は2011年3月末にいわき市で業務を再開。17年4月に一部区域を除き避難指示が解除された後、18年6月からは町内の仮事務所で業務を行ってきた。
 現在の会員数は471で、町内では建設関連業を中心に115事業所が再開している。


2019年07月06日土曜日


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