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<令和の1票>(2)名取・閖上町内会長今野さん/「復興後」将来像示して

日和山(奥)周辺の震災メモリアル公園を歩く今野さん。復興後のまちづくりに思いをはせる=名取市閖上

 東日本大震災で津波被害を受けた名取市閖上は5月、令和時代の幕開けとともに「まちびらき」を迎えた。「住みやすい街をつくるのはまさに今からだ」。地元町内会長の今野義正さん(76)は気を引き締める。
 被災住民の立場から古里再生に奔走し、まちびらき実行委員会副会長も務めた。閖上復興は他の被災地に比べ「周回遅れ」と言われたが「(方針が)決まった後は早かった。国の復興交付金などをうまく使い、想定以上に立派になった」と振り返る。
 今野さんが住む閖上西地区では住民の増加に伴い、新たなコミュニティーづくりが大きな課題となっている。「政治家は現場を見に来るべきだ。実態がつかめなければ対策も出てこない」と強調する。
 参院選ではポスト復興期の将来ビジョンに注目している。整備された施設やインフラを活用しながら、住民が暮らしやすく、活気ある街をどう形成していくか。「一人でも多くの人に戻ってきてほしい」と願う今野さんは、各候補者の訴えに耳を澄ます。


関連ページ: 宮城 社会 19参院選

2019年07月07日日曜日


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