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「復興支援に終わりなし」専門家ら生活再建策など探る

震災からの復旧復興を多様な視点で語り合ったシンポジウム

 東日本大震災からの復興の在り方を探るシンポジウム「みやぎボイス2019」が6日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークであった。災害研究の専門家や市民ら約50人が6グループに分かれ、「復興の終わりの始め方」をテーマに生活再建や人材育成などについて意見を交わした。
 災害公営住宅を話し合ったグループでは岩手、宮城、福島3県の支援団体などが活動状況を発表。宮城県サポートセンター支援事務所の鈴木守幸所長は「支援者の寄り添いには限界があり、住民の自助や互助の機能を高めることが大切だ」と指摘した。
 被災者訪問などの個別支援と自治会形成などの地域支援の連携も課題に挙がり、「まとめ役がいないとつなげない」「被災者支援に終わりは来るが、地域支援に終わりはない」などの意見も出た。
 シンポジウムは日本建築家協会東北支部宮城地域会など5団体でつくる連絡協議会が主催し、7回目。渡辺宏代表は「各地の復旧状況や課題解決の知見を共有する場として今後も続けたい」と話した。


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2019年07月07日日曜日


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