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<ベガルタ>守備に迷い 圧力が逆効果、先制点許す

浦和−仙台 前半42分、先制ゴールを許し肩を落とす仙台守備陣(佐藤将史撮影)

 堅守賢攻。仙台がリーグ戦4連勝中に体現したスタイルが、未勝利と苦手な埼玉スタジアムでは機能しなかった。ボールを奪うタイミングの意思疎通が滞って前進できず、6試合ぶりに無得点。2011年以来の5連勝も逃した。
 前半終了間際、ピッチ内には迷いが生じていた。「(浦和の右センターバックの)岩波へチャレンジして、ボールを取りたいと選手で話していた」と平岡。攻勢に出ようと、関口が岩波に圧力をかけた。
 これが逆効果に。中盤で縦パスを受けた武藤を囲んだ平岡と椎橋がターンでかわされ、スペースに走り込んだ興梠に仕留められた。渡辺監督は「ミステイクではない」としながらも、「最終ラインの背中を取らせない形で前半をやり過ごしてしまえば、違った形で後半を戦えた」と悔やむ。
 ロングボールはあまり使わず、3トップに短いパスを通す浦和。通される前に中盤で奪い取りにいったが、相手が倒れてファウルを重ねた。松下は「当たり方を変えるなど、もう少し柔軟さがあってもよかった」と振り返る。もらったイエローカードは椎橋の退場分を含めて4枚に上った。
 蜂須賀が体調不良で欠場し、シマオマテも試合中に右足を痛めた。幸いなのは次節まで1週間あること。守備の決まり事をもう一度整理し、勝利でシュミットの旅立ちに花を添えたい。(斎藤雄一)


2019年07月07日日曜日


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