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「しゃがむ土偶」のレプリカ 市が製作来年公開 福島・上岡遺跡出土国重文

福島市上岡遺跡で出土した国重要文化財「しゃがむ土偶」

 福島市は、同市飯坂町の上岡遺跡で1952年に出土した国重要文化財「しゃがむ土偶」を観光資源として活用するため、シリコン製のレプリカ2体を製作する。
 縄文時代後期とみられる土偶は高さ約21センチ、幅約11センチの大きさ。乳房や腹の膨らみなどから妊娠中の女性と推測される。
 膝を立てて座り、両腕を組んだ姿勢はお産または祈りをささげる様子などと考えられる。同市岡山の体験学習施設「じょーもぴあ宮畑」で常設展示し、昨年は東京国立博物館やパリでも展示されている。
 レプリカは、1体を実物を他に貸し出した際の代替展示に利用。もう1体は施設内で来館者が実際に触ることができるようにする。
 6月26日にはレプリカ製作を担う文化財修理の吉田生物研究所(京都市山科区)に実物を発送した。約8カ月で完成し、来年1月に福島市内でお披露目する。


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2019年07月07日日曜日


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