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育て宇宙米、夢乗せて 角田市民ら80人田植え

宇宙を飛行した種もみから育った苗を植える参加者たち

 宮城県角田市産米の種もみを宇宙へ飛び立たせた市民グループ「夢☆宇宙米プロジェクト」が、地球に帰還した種もみから苗を育て、同市小田の水田で7日、市民ら約80人と田植えを行った。10月末から11月初旬にかけての収穫を目指す。
 田植えは、プロジェクトメンバーの農業佐藤裕貴さん(41)方の水田で実施。宇宙をテーマにした学習活動を行う「日本宇宙少年団かくだ分団」の子どもたちや保護者らが参加し、ササニシキなど約800株の苗を植えた。
 参加者は「宇宙のまち」の新しい名産を育てようと、泥に足を踏み入れて、手で丁寧に苗を植えていった。分団メンバーの名取市愛島小4年梶谷侑誠君(9)は「元気に成長してほしい。宇宙を旅したすごいお米だと思いながら食べたい」と期待した。
 収穫量は50キロを見込む。新たに得た種もみを農家に販売し、宇宙米の作付けを増やす考え。グループ代表の会社社長森真孝さん(42)は「稲の実りを子どもたちの夢や角田の未来へつなげたい」と話した。
 種もみの打ち上げは、民間の宇宙利用を支援する企業にグループが依頼。5月4日、ロケットで米国から出発し、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に保管され、約1カ月後に地球へ帰還した。


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2019年07月08日月曜日


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