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<ミステリーサークル・チルドレン>オール秋田弁の青春映画 21年公開へ

記者会見で映画製作への意気込みを語る成田監督(中央)。右は斎藤多聞井川町長

 未確認飛行物体(UFO)の出現と、地上に現れた不可思議な模様の「ミステリーサークル」。28年前に秋田県内であったという実話を下敷きにした映画「ミステリーサークル・チルドレン」(仮題)が県内の井川町などで撮影されることになった。20日と23日に地元出演者を選ぶオーディションが秋田市で開かれる。

 成田洋一監督(58)=秋田市出身=が6月末に県庁で記者会見し、「SFの要素はなく、社会性を含んだ青春映画にする。オール秋田弁で撮る」と意気込みを語った。
 舞台は架空の秋田県鷲谷(わしや)町。稲作地帯で高齢化や後継者不足に悩まされ、唯一の中学校も間もなく閉校になるという設定だ。映画では稲刈りが始まった9月、UFOが突如現れて休耕田にミステリーサークルができる。この出来事をきっかけにした思春期の中学生と町民らの心の成長を描く。
 成田さんはフリーのCMディレクターで、ネスレ日本の「ネスカフェ・ゴールドブレンド」などの作品で知られる。映画監督は今回が初。
 きっかけは3年前。井川町在住の叔父から1991年9月にUFOを目撃し、翌日ミステリーサークルが出現したという実話を聞かされた。思わず成田さんは「うそでしょ?」と驚いたが、新聞に掲載されていたことから興味を抱いたという。
 今は亡き別の叔父から生前に「映画を作って秋田を盛り上げてくれ」と言われたこととも結び付け、現在の中学2年生を主役にした映画製作を思いついた。
 撮影は今秋と来春に行い、2021年公開予定。上映時間100分。井川町や県内の企業も製作を応援する。成田さんは「秋田総力戦で世界に発信できるものにしたい」と強調した。
 100人以上の地元出演者を選ぶオーディションは地元の映画「ミステリーサークル・チルドレン」(仮題)を応援する会準備会主催で、20、23の両日、秋田市の交流施設「アルヴェ」である。16日までの申し込みが必要。連絡先は応援する会準備会の事務局018(874)9591(平日午前9時〜午後6時)。


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2019年07月08日月曜日


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