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山元・旧中浜小の保存工事始まる 見学路整備、来年度展示

震災遺構として保存整備工事が始まった旧中浜小

 東日本大震災の遺構として宮城県山元町が整備する旧中浜小校舎の保存整備工事が8日、始まった。2019年度末に完了し、20年度の展示開始を予定する。
 この日は作業員約15人が外周にパネルを取り付ける工事を始めた。現地事務所用のコンテナもクレーン車でつり上げ、設置した。
 今後、管理棟の建設や見学通路の整備、防鳥ネットの設置などを行う。
 工事担当者は「内部は風雨で傷んでいる箇所が想定される。図面で分からない現状を確認しながら、保存を図りたい」と話した。
 町教委生涯学習課によると、校舎南側は高さ約1メートル20センチのフェンスを設置し、当面の間、来訪者が校庭からフェンス越しに校舎を見られるようにする。
 旧中浜小では震災当時、児童や住民ら90人が鉄筋2階の校舎屋上にあった倉庫に避難した。津波は2階天井近くまで押し寄せた。


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2019年07月09日火曜日


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