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検討委、被ばくの関連認めず 福島・原発事故甲状腺検査 評価部会の報告書受理

会合終了後に記者会見する委員ら

 福島県の県民健康調査検討委員会は8日、福島市で会合を開き、東京電力福島第1原発事故当時18歳以下の甲状腺検査2巡目(2014年4月〜17年6月)について、下部組織の評価部会がまとめた「甲状腺がんと被ばくの関連は認められない」との報告書を受理した。文言を一部修正し、県に提出する。
 評価部会の鈴木元・部会長が「線量が増えるほど罹患(りかん)が増えるという傾向は見られなかった」と説明。委員からは報告書を評価した上で「そもそも被ばく線量が低いことも付記すべきだ」などの意見が出た一方「結論を出すのが早過ぎる」と疑問の声も上がった。
 避難区域の住民ら約20万人を対象とした17年度の「こころの健康度・生活習慣に関する調査」の結果も公表。気分の落ち込みや不安に関する項目では、うつ病などの可能性があると判定された人の割合は11年度の14.6%から毎年減少し、6.4%になった。


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2019年07月09日火曜日


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