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<参院選宮城>共産・志位氏ら結束アピール 野党も大物議員投入

JR仙台駅前であった街頭演説に集まった聴衆

 中盤戦に差し掛かった参院選(21日投開票)で、野党の大物議員が相次いで宮城選挙区(改選数1)入りしている。応援弁士らは野党の結束ぶりをアピールし、自民党現職と競り合う野党統一候補の立憲民主党新人の売り込みに躍起だ。
 9日には共産党の志位和夫委員長が野党党首として初めて宮城に入った。JR仙台駅前で街頭演説し、「1議席を争う大接戦だが、必ず勝とう」と訴えた。
 党の街宣車の上で、志位氏と立民県連顧問の安住淳元財務相(衆院宮城5区)、立民新人、共産の比例代表候補らが手を取り合い、上にかざすと集まった聴衆から大きな歓声が湧いた。
 前回の2016年参院選、17年仙台市長選で野党系候補が与党候補を相次いで破った宮城。野党関係者の「共闘の先駆け」との自負は強い。候補者決定の遅れを挽回しようと、アクセルを踏み込む。
 立民の長妻昭代表代行が応援に駆け付けたのは5日。知名度向上のため遊説を強化する立民新人の日程に合わせ、柴田、村田町の2カ所で街頭に並んだ。
 年金問題を巡る安倍晋三政権の対応をやり玉に挙げ、「有権者をばかにされたままでいいのか。投票箱に怒りをぶつけよう」とボルテージを上げた。
 公示後初の日曜日だった7日には国会の立民会派に所属する岡田克也元副総理が仙台市入り。中心部で4度、街頭演説を展開し、候補者と共に商店街を練り歩いてみせた。
 公示日から党幹部を次々と投入して引き締めを図っている自民。党現職は9日、陣営の強みである地方議員のネットワークを生かし、石巻、気仙沼両市の約20カ所で街頭に立って支持拡大を訴えた。
 宮城選挙区では、政治団体NHKから国民を守る党の新人も立候補している。


2019年07月10日水曜日


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