宮城のニュース

<参院選宮城>選挙区立候補者アンケート(下)

◎宮城選挙区立候補者(届出順)

愛知治郎さん(50)自(無)現(3)(公推)
石垣のり子さん(44)立新(社推)

■エネルギー

原子力を前提としたエネルギー政策について賛成ですか

愛知さん/どちらかといえば賛成
 30年近く再生可能エネルギーの普及に努めてきた。東日本大震災後、大きく注目されたのは喜ばしい。一方で取り組んできたからこそ、その限界も冷静に受け止めなければならない。温暖化は危機的状況だ。

石垣さん/反対
 公文書改ざんやデータ偽装が政府主導で行われるような国家が、原発を安全に運営できるはずがない。原発の安全性を議論する前に、行政能力があまりに低く、今の日本では危険すぎて運転を認めるわけにはいかない。

■地方創生

 持続可能な地域社会をつくるために最優先で取り組むべき課題は何ですか

愛知さん/産業・雇用
 日本全体の人口が減少する中でも、増えている地域がある。子育て、教育、医療、福祉は必要だが、そもそも働く場所がなければ若者は来ない。来ても定着しない。地域の特性に合った産業を生成すべきだ。

石垣さん/産業・雇用
 農林水産業は国の宝。宮城をはじめ東北各県には世界に誇れる1次産業の蓄積と伝統がある。政府が本気で向き合えば「金を生む産業」に再び返り咲くことができる。東北に持続可能な地域社会をつくることは可能だ。

■外交・貿易

安倍政権による外交・貿易政策をどう評価しますか(自由記述)

愛知さん/良好な日米関係 特筆
 日米首脳の関係が極めて良好なのは特筆すべきだ。交渉では敵対的関係より友好的な方が国益に資するのは当然だ。その上で貿易交渉は毅然(きぜん)と対応すべきだ。特に農産物などは食料安全保障に直結し、安易に譲っては絶対にならない。北方領土問題の解決に向け、ロシアとの粘り強い交渉を支えていく。

石垣さん/米国に足元見られる
 よく「外交の安倍」と言われるが、ロシアは北方領土を返さない、北朝鮮には愚弄(ぐろう)される、米国には足元を見られる。結果は何一つ、伴っていない。「外交の安倍」の実態は「売国の安倍」でしかない。これ以上、今の政権が国家の主権と尊厳を傷つけることは看過できない。

■幼児教育・保育無償化

幼児教育・保育無償化のメリットや課題をどう考えますか(自由記述)

愛知さん/全世代で負担分担を
 さまざまな経済的負担の大きい若者世代、特に子育て家庭への支援は大切だ。この政策を実行するには安定的な財源が必要で、消費税の増税分で賄うようにした。一つの世代に負担が偏らないよう全世代で負担を分かち合い、各世代に必要な支援を実現させるべきだと考える。

石垣さん/中等教育にも拡大を
 無償化開始は喜ばしいが、これを少子化「対策」と捉えるのはおかしい。政治の当然の務めだ。当然のサービスがこれまで受益者に過度な負担を強いるものだったのではないかとの反省が必要。国際人権規約の社会権規約に対する留保を撤回した以上、高校も含めた中等教育の無償化に範囲を広げるべきだ。

■震災復興

東日本大震災から8年が経過。今後の課題をどう考えますか(自由記述)

愛知さん/責任ある復興続ける
 復興はまだまだ道半ば。目に見える大きなハード事業はだいぶ進んできたが、いまだ手付かずの地域も数多くある。被災者の心のケアやコミュニティーの形成支援、水産業・水産加工業をはじめとする産業の販路回復など課題は多い。復興庁の後継組織もしっかり議論し、責任ある復興を続ける。

石垣さん/住民視点で検証必要
 復旧・復興は地域格差が大きく一概に評価し難い。これまでの復興施策を地域住民の視点から検証することが必要だ。時の経過とともに被災者の抱える課題が多様化しているのと同時に、震災の教訓を次世代に伝える工夫も必要になってくる。丁寧な支援体制を構築するための人材育成、予算確保が必要だ。

◎ほかに、NHKから国民を守る党員の三宅紀昭さん(57)が立候補しています


 参院選宮城選挙区立候補者アンケートは、自由記述による回答を求めた3問を除き「賛成(評価する)」「どちらかといえば賛成(評価する)」「どちらとも言えない」「どちらかといえば反対(評価しない)」「反対(評価しない)」の5択と理由を聞いた。「地方創生」の選択肢は「産業・雇用」「医療・福祉」「子育て・教育」「社会基盤整備」「その他」


2019年07月10日水曜日


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