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林真理子さん、綿矢りささんらが一関の高校で授業「町の書店守りたい」生徒の熱意に応える

高校生に読書の楽しさを語る林さん(左)と綿矢さん

 新元号選定の有識者懇談会メンバーも務めた林真理子さんら著名作家が、岩手県一関市大東町の大東高で9日、読書の楽しみを伝える出張授業を行った。学校の近くにある個人経営の書店を守りたいと願う生徒の熱意に、林さんが応えて実現した。
 林さんのほか、最年少で芥川賞を受賞した綿矢りささん、第161回芥川賞の候補になっている社会学者の古市憲寿さんが訪問。生徒ら約300人が聴講した。
 林さんは「本の中には自分よりぎりぎりで生きている人がいる。いかに自分の不幸がありふれたものかが分かる」と述べた。綿矢さんは先人の考え方を追体験する読書の魅力を語り、古市さんは「学校だけが世界の全てではない」と呼び掛けた。
 出張授業の実施は大東高の生徒会誌に載った「まちに本屋さんがある幸せ」と題した特集がきっかけ。林さんの目に留まり、作家らでつくるボランティア団体が講師派遣を申し出た。


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2019年07月10日水曜日


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