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稲の冷害対策徹底を 宮城・仙南地域の農家に注意喚起

水稲の生育調査をするセンターの職員=10日、蔵王町

 低温と日照不足が続いていることを受け、仙南2市7町の農業関係者による水稲冷害対策会議が10日、宮城県大河原町の県大河原地方振興事務所で開かれた。仙南地域の水稲は12日以降、最も低温に弱い「減数分裂期」に入るため、田んぼに深さ約20センチの水を張って稲を保護する「深水管理」の徹底を確認した。
 県大河原農業改良普及センターの担当者が管内の生育状況を報告。大河原、柴田、村田町など「南部平坦」地区では、12〜20日に減数分裂期となる見通しを伝えた。
 仙台管区気象台によると、今後2週間程度は平年より気温が低い状態が続くという。センターの担当者は「2003年の冷害から時間がたち、冷害対策の意識が薄れている。生産農家に深水管理を実施するよう周知してほしい」と求めた。
 対策会議は、仙南地域が県内で最も水稲の生育が進んでいるため、県大河原地方振興事務所が緊急に開催した。減数分裂期に平均気温20度以下か、最低気温17度以下が数日続くと、花粉ができなくなる恐れがある。


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2019年07月11日木曜日


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