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EUへマグロ輸出 塩釜港に冷凍ビンチョウ水揚げ

水揚げされた冷凍ビンチョウマグロ

 塩釜市魚市場に11日、欧州連合(EU)へ輸出される冷凍ビンチョウマグロが水揚げされた。ビンチョウマグロが原料としてEUに輸出されるのは、国内で初めて。市場関係者は歓迎し、期待を寄せた。
 入港したのは、明豊漁業(塩釜市)が所有する「第22明豊丸」(499トン)。冷凍カツオを含む約430トンを水揚げした。このうち、冷凍のビンチョウマグロ約30トンをEUに輸出。現地で缶詰に加工される。
 同社は4月、船の設備がEU輸出の衛生基準を満たしているとして宮城県の認定を受けた。この日は水産庁と県の職員が立ち会い、水産物が衛生的に扱われていることを確認した。
 松永賢治社長は「EUの基準が世界で一番厳しい。欧州で認められたら、どこへでも輸出できる。商機を広げたい」と話した。
 塩釜市水産振興課の担当者は「市魚市場が主力とする生鮮マグロは資源管理が厳しく上積みが期待できないため、扱う魚種の拡大を図っている。EUの市場規模は約5億人で、経済連携協定(EPA)が発効し追い風。輸出の取り組みを支援したい」と話した。


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2019年07月12日金曜日


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