宮城のニュース

<令和の1票>(7完)平成元年生まれの谷津さん/明確な将来像ある人に

シェアオフィスで同僚と打ち合わせをする谷津さん(右)

 仙台市若林区の起業支援会社「MAKOTO WILL(マコトウィル)」で働く宮城野区の谷津智啓さん(29)は、平成元(1989)年生まれだ。「チャレンジする人を支える社会にしてほしい」と語る。
 大学進学先の北海道で進路に悩んでいた時、東日本大震災が発生。仙台市の家族と1週間連絡が取れず、古里が津波にのまれていく映像にくぎ付けになった。
 「いつ何が起こる分からない。だったらやりたいことをやろう」との思いが湧き、26歳までプロの歌手として活動した。
 その後の就職活動で48社から不採用の通知をもらい、悔しい思いをした。スポーツや芸術分野で夢を追い求めた若者に対して、社会全体の評価が低いと感じる。「結果だけでなく、道筋をきちんと見てほしい」
 起業支援は人の思いを形にする仕事だ。今回の参院選はプロの目線で候補者を見極める。「誰の悩みを解決したいのか。たとえ実現不可能であっても明確なビジョンがある人に1票を入れたい」と語った。


関連ページ: 宮城 社会 19参院選

2019年07月12日金曜日


先頭に戻る