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<東京五輪>「チーム3人残れば」 福士、代表選考会MGCに意気込み

肩を組んで写真撮影に応じる(左から)安藤、福士、一山。福士は「3人で手をつないでゴールできたら」と笑う

 2020年東京五輪マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日・東京)に向け、福士加代子(37)=青森・五所川原工高出=らワコール所属の3選手が11日、京都市で報道陣の取材に応じた。福士は「気付いたら(最後に)うちの3人が残っているのが最高」と笑顔を見せた。
 福士は3月の名古屋ウィメンズマラソン日本人2位でMGC出場権を獲得。4月の合宿中に左太ももを痛め、予定した国内レースを見送るなどしていたが、今月中旬に始まる熊本での長期合宿でMGCに合わせた調整を本格化させる。
 「期間が長いから気持ち的にはゆったりしてるけど、このままで大丈夫かというのも若干ある。スタートラインに立てるよう準備する」と気を引き締める。
 転倒して途中棄権した1月の大阪国際女子マラソンと名古屋のレースを比べ、「大阪は緊張し過ぎていた。名古屋はうまく緊張感を抜けた」と振り返る。緊張を和らげつつ、他の選手を気にせずに走る。「物事をシンプルに考える。勝ちたいという気持ちは走ってる時に出てくればいい」
 女子のMGCは12人が出場を予定し、ワコールからは一山麻緒(22)、安藤友香(25)も走る。熊本合宿は3人とも同じ練習メニュー。永山監督はMGCで勝つために「ミニバトルで競い合わせる」方針だ。
 福士は16年リオデジャネイロ五輪からの気持ちの変化にも触れた。「『行くぞー』って感じだったリオの時ほど力は入っていない」。この先も続くであろう「走る」ことへの思いや、支えてくれるチームへの感謝がモチベーションになっている。
 MGCまで残すは2カ月余り。レース展開については手元に三つ並んだMGC出場権獲得者に贈られる盾を指して「こんな感じになったらいい。(自分が一番先頭?)そう、そう。あとはうちらのメンバーが残っていればいい」と力強くアピールした。


2019年07月12日金曜日


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