宮城のニュース

<アイリスオーヤマ>自動倉庫建設へ 通販拡大で増強、宮城・大河原の工場敷地内

自動倉庫が建設される大河原工場

 アイリスオーヤマは宮城県大河原町の大河原工場敷地内に新たな自動倉庫を建設する。インターネット通販の売り上げ増に対応し、既存の倉庫に替えて受け入れ能力などを拡充。東北6県を中心とした物流体制を強化する。既に着工しており11月末の完成を見込む。
 新倉庫は鉄骨造で延べ床面積約7万平方メートルを予定。製品の出入庫をコンピューター管理する自動倉庫3万9840パレット(荷台)分を備え、東北最大規模となる。投資額は約80億円。
 東北向けの製品出荷はこれまで、得意先のホームセンター(HC)や企業間取引(BtoB)を受け持つ角田市の角田工場と、公式通販サイトのアイリスプラザ向けに対応する大河原工場が担っていた。
 大河原工場は新倉庫の稼働後、ネット通販をはじめHCなど幅広い業態への出荷に対応し、東北各地への配送効率化を進める。設備の増強により、膨大な発注にも迅速に供給できる。
 大河原工場は1972年、県内第1号の工場として開設された。現在は使い捨てカイロや食品のカビ防止用の脱酸素剤を生産する。17年に隣接地を取得して敷地面積を広げ、グループ会社向けの倉庫を稼働させた。
 同社は22年のグループ売上高1兆円を目指す。担当者は「国内のネット通販は昨年比で2桁増。発光ダイオード(LED)照明を含む家電は売上高の52%まで成長した。効率的な物流体制を構築し、機会損失をなくしていく」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2019年07月13日土曜日


先頭に戻る