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<ベガルタ>シュミット、仙台でラストゲーム「感謝示す」勝利へ全力

鹿島戦に向けた練習でシュートを止めるシュミット(右)。左は川浪

 仙台でのラストゲームに臨むシュミットに、気負いはない。仙台でプレーするのは鹿島戦が最後。地元で勇姿を披露する舞台を前にしても、「いつも通り準備して試合に臨みたい」と冷静だ。
 日本代表として、6月に宮城スタジアム(宮城県利府町)のピッチに立った時と雰囲気が似ている。地元で日の丸を背負っても気持ちを高ぶらせず、ミスなくプレーした。鹿島戦も代表活動で自信を得たコーチングで「失点が多いクロスの時のマークをうまく伝えたい」と意気込む。
 今季は全18試合にフル出場。ここ5試合は好セーブを連発し、計3失点だけ。渡辺監督は「いつも通り準備してくれているのを目の前で見ている。なんら変わりなくやり切ってくれると思う」と平常心の背番号1に信頼を寄せる。
 冷静さの中にサポーターへの強い思いが宿る。「支えてくれた感謝を示す。期待されている以上のプレーを見せれば納得してくれると思う」と恩返しを誓う。最後の公開練習となった10日には、来場した100人以上のサインや写真撮影の要望に応じた。
 幼少の頃からの思い出が詰まり、「憧れであり、ホームであり、居心地のいい場所」と言うユアスタ仙台でクラブ初のホーム7連勝を目指す。「最後までチームの勝利のために全力を出したい」。別れのあいさつに代え、感謝と成長を示す。(斎藤雄一)


2019年07月13日土曜日


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