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<ベガルタ>シュミット、ベルギーで「頑張る」

GK シュミット・ダニエル

 「最悪でした」。鹿島戦を最後に欧州へ移籍する仙台のGKシュミットは、ラストゲームを苦々しく振り返った。今季最多の4点差の大敗に「忘れたいけど、悪いことはいつまでも覚えていると思う」。表情には自らの門出を祝えなかった悔しさが満ちた。
 序盤からクロスへの対応が甘く、左右から決定的なボールがゴール前を飛び交った。4失点のうち2失点は好セーブしたこぼれ球を押し込まれた。「サイドで数的優位をつくられ、空いた中のスペースを使われた。修正しきれなかった(自分たち)選手の責任」と肩を落とす。
 それでも、サポーターへ最後の勇姿を随所に見せた。前半11分は相手と1対1の局面は距離を詰めて防ぎ、28分には強烈なミドルシュートを左に飛んでセーブ。節目の試合にも「いつも通り、リラックスして試合に入った」と移籍を勝ち取った力をしっかり発揮した。
 ベルギー1部シントトロイデンでのプレーが待つ。「悔しいし、『もっと頑張れ』という意味だと思う。行った先で頑張る」。大敗を手痛い送辞と受け止め、新たなステージに向かう。(原口靖志)


2019年07月14日日曜日


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