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<参院選>応援弁士と雨中奔走 最後の選挙サンデー

 参院選(21日投開票)期間中、最後の日曜日となった14日、宮城選挙区(改選数1)では4選を目指す自民党現職愛知治郎氏(50)と立憲民主党新人石垣のり子氏(44)が仙台市内を中心に街頭演説を展開し、支持を呼び掛けた。接戦を抜け出そうと両党の応援弁士も駆け付け、雨の中で激しい舌戦を繰り広げた。

 愛知氏は泉区の大型商業施設などを巡回。石破茂元幹事長がぴったりと付き添い、買い物客に向けて名前を連呼したり、街頭演説をしたりして支持を訴えた。
 若林区の市地下鉄東西線卸町駅前に立った愛知氏は「残り1週間。本当に厳しい選挙だ」と強調。東日本大震災からの復興を掲げ「今後も宮城に尽くしたい。責任を持って担えるのは自分だ」と声をからした。
 計9カ所でマイクを取った石破氏は「宮城は日本一の激戦区」と危機感をあらわにした。自民が野党だった震災時を振り返り「陰で誰よりも努力したのが愛知氏。謙虚に、誠実に、実直に仕事をする彼を勝たせてほしい」とまくし立てた。
 愛知氏は取材に「終盤選の厳しい戦いに臨む心構えはできている」とした上で「時間は限られている。今はとにかくやるべきことを着実にやっていく」と表情を引き締めた。
 石垣氏は正午ごろ、青葉区の中心市街地に入り、2度目の応援に訪れた長妻昭代表代行と街頭演説。商店街やJR仙台駅前のペデストリアンデッキを歩いて通行人に握手を求め、アピールに奔走した。
 石垣氏は「人を虐げる政策が当たり前になっている。皆さんの意見を国会に届けるために、押し上げてほしい」と訴え、「自分の選挙だと思い、さらに1週間応援してほしい」とこぶしを握りしめた。
 2カ所で演説した長妻氏は「宮城は最重点区だ。大きな支援をお願いしたい」と強調。「消えた年金」問題で自民を追い込んだ2007年参院選を引き合いに「選挙で声を上げ、年金の論議のふたを開こう」と力を込めた。
 陣営幹部は「決戦の最終コーナー手前に来た。露出をさらに増やし、有権者に本人の決意を聞いてもらう」と闘志を燃やした。


2019年07月15日月曜日


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