宮城のニュース

<気仙沼・小泉海水浴場>20日再開 砂浜清掃 受け入れ万全

海開きが迫り、砂浜を清掃する参加者

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市本吉町の小泉海水浴場が今夏、9年ぶりに復活するのを前に、住民やサーフィン愛好者らが14日、砂浜を清掃した。かつて環境省の「快水浴場百選」に選ばれた砂浜は、海水浴客を受け入れる環境が整った。
 海開きが20日に迫り「気仙沼本吉サーフィンクラブ」が企画。参加した約50人は全長約650メートルの砂浜を歩き、ペットボトルや流木、漁具などを集めた。砂浜の背後にある県内で最も高い海抜14.7メートルの防潮堤に落ちていたごみも拾った。
 20、21の両日、海の家を開く本吉響高3年の生徒も参加。熊谷楓さん(17)は「多くの人にきれいな海を楽しんでほしい」と汗を流した。
 小泉海水浴場は2010年に約5万人が訪れたが、震災で砂浜が消滅。防潮堤の建設の賛否を巡り、住民の意見も分かれた。
 住民組織「本吉夢プロジェクト委員会」の佐藤和文委員長(69)は「防潮堤の問題もあったが、今後はみんなで前を向き、にぎわいを取り戻したい」と強調。サーフィンクラブの鈴木優美事務局長(52)も「多くの人が集う場所になってほしい」と語った。


2019年07月15日月曜日


先頭に戻る