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<楽天>後半戦巻き返しへ 平石監督「全力で戦っていきたい」

9日のオリックス戦でソロを放った島内(左)を笑顔で迎える平石監督=楽天生命パーク宮城

 前半戦を勝率5割のリーグ4位で終えた東北楽天。平石監督はリーグ優勝、クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて「先発投手が試合をつくれるかどうか」を一番の鍵に挙げた。則本昂ら主力投手の復帰を「心強い」と述べるとともに若手の台頭にも期待。野手を含む全選手に「アグレッシブに戦う」ことを改めて求めた。

 −則本昂、岸、塩見ら軸となる先発投手を欠く中で好調な出だしを見せた。
 「かなり厳しい戦いになると覚悟したが、今年は中継ぎの層が厚くバリエーションもあった。打線もある程度、勝負できると思った。苦しい場面で野手が頑張り、救援陣も試合を壊さずによく粘ってくれた」

 −貯金は最大10に上り、一時は首位に立ったが、6月下旬から10連敗した。
 「貯金10を使い果たしたことは確かに痛いが、則本昂が戻ってくるまで何とか勝率5割をキープできればと考えていたので、トータル的に考えたら悪くない」
 「前半戦は最も多い借金が1。10連敗の前にも苦しい時期があったが、鍵になると思った試合を勝てていたので耐えられた。(9日の)則本昂の復帰戦もそう。やられていたら、ずるずるいきかねなかった」

 −好調時は逆転勝ちも多く、ベンチの雰囲気も良かった。
 「本当は先行して逃げ切るのが理想だが、プレーボールからゲームセットまで、どんな試合でも諦めずに戦う姿勢を選手は実践してくれた。勝つための雰囲気づくりとして声を出すことが大事だと思っている。率先してやってくれたベテランの存在も大きかった」

 −則本昂らが復帰し、石橋が定着するなど先発投手陣の駒がそろった。
 「主力どころの復帰は心強いが、これからハードな時期になる。出てきてほしい若い投手はまだいる。アクシデントに備えて若手が準備できているかどうかも大切だ」
 「抑えの松井につなぐ勝ちパターンは固定しない。選択できる投手が多いので、コンディションや相手打線との兼ね合いなどを考えながら臨機応変に起用していきたい」

 −昨季に比べて得点力が上がっている。
 「浅村、ブラッシュの長打力と勝負強さには助けられている。特に浅村の存在は大きい。打線の軸でどっしり座っているのは数字以上の効果がある。ブラッシュの活躍は想像以上。後半は相手のマークも厳しくなるだろう」

 −新人の活躍も目立つ。
 「辰己は守備での貢献度が高い。打撃も貴重な四球を選んでいる。他の新人もよくやっているが、プロはそうそう甘くない世界。思い切ってやって、壁にぶつかった時にどう乗り越えるかだ」

 −優勝争い、CS進出に向けた鍵は。
 「まずは先発投手。試合をつくってくれれば必ず接戦になる。打線はクリーンアップの前後を担う打者の役割が重要になる。走塁にはまだまだ課題がある」
 「当たり前のことを当たり前にすることが一番。準備を怠らず、試合中も確認し合うことが必要だ。ミスをしたら負けるが、ミスを恐れたら駄目。全員がアグレッシブな気持ちで、全力で戦っていきたい」


2019年07月15日月曜日


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