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<高校野球宮城>仙台高専名取が圧勝

ベンチからナインに大きな声を掛ける山田主将

 【評】仙台高専名取が五回コールド勝ち。一回無死二、三塁から中田の中犠飛などで2点を先取。三回は広瀬の3点三塁打などで6点を加えた。鹿島台商・石巻北は五回に3四死球で満塁としたが、一打が出なかった。

 鹿島台商・石巻北の連合チームで県内初の女性主将を務めた山田(鹿島台商)はベンチから声をからせた。「さあここからだよ」「元気にやっていこう」。誰よりも大きな声で選手たちを鼓舞し続けた。
 9点差を追う五回1死満塁の場面では、さまざまな思いが巡ったという。「1点取れれば…」。祈るように見守ったがあと一本が出ず、スコアボードに1を刻むことはできなかった。
 女子選手は試合に出場できないので、記録員としてベンチ入りした。楽しみにしていた試合前のノックは雨で中止。ユニホーム姿でグラウンドに立つ夢はかなわなかった。
 「それでも大きな声を出す目標は達成できた」。試合後は涙をこらえながらスタンド前にナインと整列。「ありがとうございました」。この日一番の掛け声で一礼した。(今愛理香)

 ▽2回戦(仙台市民)
鹿島台商・石巻北00000=0
仙台高専名取  20611x=10
(五回コールドゲーム)


2019年07月15日月曜日


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