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<高校野球宮城>仙台東、着々と加点

仙台一―仙台東 1回裏仙台東1死三塁、瀬木(右)の投前スクイズで三走万城目が生還し先制する

 ▽1回戦(石巻市民)

仙台一000000101=2
仙台東10001121×=6

 【評】仙台東が後半に突き放した。一回に瀬木のスクイズで先制すると、五、六回は敵失を誘って追加点を挙げ、その後も加点した。先発桑島は八回途中1失点と好投。仙台一は序盤の相次ぐ走塁ミスが最後まで響いた。

<仙台一・山田投手(先発し6回3失点)>
 「相手の犠打は警戒していたが、失点を防げなかったのは自分の力不足。投球のリズムをつくれなかった。未熟なエースで申し訳ない」

◎光る小技 練習成果発揮

 仙台東が手堅く攻めて初戦を突破した。5犠打のうち四つが点に絡み、スクイズも二つ成功させた。大塚監督は「日頃の成果を発揮してくれた」と納得顔だ。
 先制もスクイズ。一回1死三塁で3番瀬木の4球目だった。実はサインはヒットエンドラン。「状況を見て打者が自由に判断していい」(大塚監督)というベンチの柔軟な方針に応え、きっちりと投前に転がした。
 右投手対左打者では三走の動きがバッテリーに見られやすくなるが、左の瀬木は「やりづらさはなかった」と意に介さない。2球前、セーフティースクイズのサインが出て、三塁側へファウルにした。この場面も「内角球で成功させるのは難しいと思い、フライにしないよう転がすことだけを考えた」と慌てていなかった。
 4−1とリードを広げた七回にスクイズを決めた万城目は「点差に関係なく1点を確実に取る。これが自分たちのスタイル」と胸を張る。打高投低が全盛の時代に、緻密な野球がきらりと光った。(剣持雄治)


2019年07月15日月曜日


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