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原発避難、今も苦しむ シンポで当事者ら訴え 福島

原発事故の風化防止を呼び掛ける村田団長

 東京電力福島第1原発事故の被災地の現状を報告する「福島を忘れない! 全国シンポジウム」が13日、福島市であった。避難を強いられた福島県内の被災市町村の議員や集団訴訟の原告らが、脱原発を訴えるなどした。
 県内外から約120人が参加。福島県南相馬市小高区から横浜市へ避難した福島原発かながわ訴訟原告団の村田弘団長(76)は「関連死や健康被害を訴える人がたくさんいる。原発事故はまだ終わっていないということを発信し続けなければならない」と呼び掛けた。
 川内、浪江、葛尾、飯舘4町村の議員も登壇し、避難指示解除後の帰還状況などを説明。解除から3年が経過した葛尾村の松本静男村議は「若者の多くは避難先で生活基盤を築き、人口を元に戻すのは難しい」と話した。
 元京都大原子炉実験所助教の小出裕章氏による講演もあった。シンポは今年で7回目。


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2019年07月15日月曜日


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