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<介護サポート>ロボ投入 東北電、施設向け実証開始

ボッコの設置イメージ

 東北電力や日本ユニシス(東京)などは、コミュニケーションロボット「ボッコ」を活用した介護福祉施設向けの新サービスの実証を始めた。施設利用者と家族、介護スタッフの間の円滑な意思疎通や、介護業務の効率化をどれだけサポートできるか確かめ、実用化の課題を探る。
 ユカイ工学(東京)が開発したボッコは専用アプリを入れたスマートフォン、タブレット端末を介して音声や文字のメッセージをやりとりしたり、部屋のセンサーが感知した人の動き、室温などの情報を通知したりできる。
 実証は7〜9月の3カ月間、社会福祉法人東北福祉会(仙台市)の介護福祉施設「せんだんの里」(青葉区)で実施。計11台のボッコを利用者の個室や共用スペースに設置する。
 個室では「今日は入浴の日です」「誕生日おめでとう」といったメッセージを利用者に伝え、センサー機能で家族やスタッフに利用者の生活状況を通知する。共用スペースでは、スタッフが食事の声掛けなどに活用する。換気時間などを通知させることでスタッフの負担軽減にもつなげる。
 東北電の担当者は「実証を通じて得た知見やノウハウを活用して高齢化社会の進展に対応し、課題解決に貢献するサービスの開発や充実に取り組む」と話す。


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2019年07月17日水曜日


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