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女川の漁船火災 豪沖で操業中 乗組員24人無事

火災が発生した第8明神丸=2017年2月ごろ(第2管区海上保安本部提供)

 16日午前5時50分ごろ、オーストラリアの西方約1500キロ沖の海上で、操業中の遠洋マグロはえ縄漁船「第8明神丸」(479トン、24人乗り組み)から出火したと、船を所有する会社「鈴幸漁業」(宮城県女川町)から118番があった。乗組員は午前8時半ごろ、近くから駆け付けた宮古市の漁船に全員救助された。乗組員にけがはなかった。
 第2管区海上保安本部によると、明神丸には日本人8人とインドネシア人16人が乗っており、火災発生で救命ボートに避難。2管本部が一時、現地の救助機関に救助を依頼した。午後2時ごろ鎮火し、乗組員は全て明神丸に戻ったという。
 乗組員が出火場所は機関室と話しており、現地の機関と連絡を取りながら原因などを調べている。
 第8明神丸は4月に気仙沼港(気仙沼市)を出港。清水港(静岡市)での水揚げを経て来年2月に気仙沼港に戻る予定だった。
 鈴幸漁業によると、オーストラリア沖は最初の操業場所で、メバチマグロなどを漁獲していた。乗組員の日本人の大半が気仙沼市在住で、インドネシア人は同国から乗船したという。同社の担当者は取材に「船の損傷程度など詳しい情報を集めている」と話した。
 女川町では安否を気遣う声が聞かれた。女川魚市場の加藤実社長は「乗組員が助かって良かった。被害が大きくならないことを願っている」と話した。


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2019年07月17日水曜日


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