宮城のニュース

<高校野球宮城>佐沼、投打に圧倒

宮城水産−佐沼 1回表佐沼1死満塁、ピンチでマウンドに集まり笑顔で励まし合う高橋諒主将(左端)ら宮城水産ナイン

 ▽2回戦(石巻市民)
佐  沼85◆30=26
宮城水産00000=0
(◆は10得点 五回コールドゲーム)

 【評】佐沼が投打に圧倒した。一回無死三塁から佐々木幹の右前適時打など打者13人で8点を奪い、その後もリードを広げた。投げても4投手でつなぎ、出塁を許さなかった。宮城水産は打線に元気がなかった。

◎宮城水産3年ぶり単独出場 初戦敗退、後輩に勝利託す

 3年ぶりに単独チームで挑んだ宮城水産は佐沼にコールド負け。地元石巻で勝利を目指したが、第5シードの厚い壁にはね返された。
 それでもナインに悔いはない。唯一の3年生で主将の高橋諒は「ここまで来られたのは後輩のおかげ」と感謝した。
 昨秋、新チームが立ち上がった時点で部員は高橋諒と2年の深堀の2人だけ。練習するとしてもキャッチボールと、トスバッティングくらい。なすすべがなかった。
 「野球がしたい。夏の大会のスコアボードに、宮城水産の名前を掲げたい」。2人は石巻市内の中学校を回って勧誘を始める。
 「宮水で野球やらない?」。今春、1年生9人が入部、待望の単独チームが誕生した。
 「勧誘は大変だったけど、春からは野球ができることが楽しくて仕方がなかった」と高橋諒。新チームには1、2年生10人が残る。
 「後輩たちには出るだけで満足してほしくない。勝てるチームになってほしい」
 思いを託してバットを置いた。(大谷佳祐)


2019年07月17日水曜日


先頭に戻る