宮城のニュース

<E番が選ぶイチワシ>勝負強い打撃 勝利導く

6月28日のロッテ戦で右中間へ2点二塁打を放つ渡辺佳=楽天生命パーク宮城

◎6月 渡辺佳明内野手

 前月に印象的な活躍を見せた東北楽天の選手を取材班が選ぶ「E番が選ぶイチワシ」。交流戦があった6月は、新人ながら勝負強い打撃でチームに勢いを与えた渡辺佳明内野手に決めました。月間成績は打率2割5分、8打点。「毎試合、爪痕を残そうともがきながらプレーしていました」と振り返ります。
 印象に残る試合として真っ先に挙げたのが、6月19日の阪神戦(甲子園)です。「試合の流れを変えることができたのがうれしかった」。1−4の四回2死一、二塁でサイドスロー右腕の先発青柳から右前適時打を放ち、チームの逆転勝ちにつなげました。バットコントロールの良さを買われての代打起用に応え「大事な場面で貢献できた」と頬を緩めました。
 5日の巨人戦(楽天生命パーク宮城)では、0−0の二回2死二塁で外寄りの直球にバットを合わせて左前へ流し打ちし、プロ初打点を挙げました。この日は四、六回にも安打を放って初の猛打賞を記録。「うれしかったですが、3本目はたまたま出たヒット」と謙虚に話しました。
 6月は辰己、小郷、太田の新人3人も1軍に帯同し、はつらつとしたプレーを見せていました。「3人を見ていると、自分も頑張らないといけないという思いがあった。相乗効果をもたらしていたと思います」。同期との切磋琢磨(せっさたくま)が成長につながったようです。
 内野、外野のどちらもそつなくこなすユーティリティー選手として存在感を高めています。「まだまだ守備がうまくならないといけないし、もっとうまくなれる」と意欲的です。内野は藤田、外野には田中が1軍に復帰し、層が厚くなりました。「これから争いが激しくなってくる。ポジションを勝ち取りたいです」と燃えています。


2019年07月17日水曜日


先頭に戻る