宮城のニュース

インバウンド受け入れの課題は?発信力アップ留学生が提案 キリンビール仙台工場

インバウンドの課題解決に向けた提案を発表する留学生ら

 キリンビール仙台工場(仙台市宮城野区)のインバウンド(訪日外国人旅行者)受け入れ課題の解決に向けて、東北大の短期海外留学生が提案を発表した。産学連携プロジェクトの一環で、外国人の立場から考えたさまざまなアイデアが披露された。
 同工場で11日に発表会があった。留学生は米国、中国、南アフリカなど7カ国の12人。3チームに分かれてインバウンド拡大や見学内容、地域への経済効果に関する課題に取り組み、荒川辰也工場長ら社員が実現性などを評価した。
 いずれのチームも指摘したのは知名度の低さ。インターネット上で強い発信力を持つ「インフルエンサー」による動画投稿や、見学者に旅行アプリで評価してもらうなどの案が出た。
 1位を獲得したのは、工場見学の満足度向上に取り組んだチーム。土産売り場の商品にQRコードを印字し、各言語での商品紹介がスマートフォンに表示される仕組みを披露した。
 インドネシアのガジャマダ大1年ハイダル・レツカさん(19)は「日本の民間企業の課題を考えるのはいい経験になった」と話した。
 荒川工場長は「ネットを使いこなす若い世代から、海外の視点を交えた貴重な提案をもらった。いくつかはすぐに実行に移したい」と講評した。


関連ページ: 宮城 経済

2019年07月18日木曜日


先頭に戻る