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天候不順で対策「深水管理」徹底 仙台で水稲会議

 宮城県内で続く低温と日照不足によるコメの生育不良を防ぐため、県や農業団体などでつくる県米づくり推進本部は17日、仙台市青葉区の県自治会館で緊急の対策会議を開き、水田に水を20センチ程度張ってでき始めた幼穂を低温から保護する「深水管理」の徹底を求めた。
 県の担当者は、県内の水稲は低温に最も弱い「減数分裂期」を迎え、平均気温20度以下、最低気温17度以下が続くと、花粉ができなくなる「障害不稔(ふねん)」が起きる恐れがあると注意を呼び掛けた。「いもち病」にもなりやすいという。
 仙台管区気象台の担当者は、7月上旬から中旬にかけて低温が続いたが、今後は解消され、平年並みに戻ると説明。日照時間はやや少ない見込みという。
 県によると、10日現在の生育状況は、草丈が平年比で若干低いものの、茎数、葉数は平年並み。幼穂の長さは低温で平年より短いが、気温上昇で平年並みに推移するとみている。県北平地の出穂は8月4日の見込み。
 会議には関係者ら約40人が出席。県農政部の高橋久則次長は「生育に影響するほどの低温ではなかったが、穂がつくられる大事な時期。今後の天候を見極め、生産者に情報提供していく」と話した。


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2019年07月18日木曜日


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