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<岩手公園PFI>市民説明会を開催、実態は市民委員2人だけ 盛岡市、粛々と計画推進

 意見表明は29万市民から2人だけ? 盛岡市が岩手公園(盛岡城跡公園)の芝生広場にPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で商業施設を整備する計画で、「市民説明会」に参加し意見を言える一般市民の定員は2人であることが17日、分かった。
 これまで市公園みどり課は「市民説明会で賛否を募り、反対意見が多い場合は計画の中止もあり得る」と説明してきた。
 一方で同課はこの日、学識経験者や各種団体の代表でつくる「芝生広場整備事業懇話会」の市民委員を2人以内で公募すると発表。実はこの懇話会が、市の想定する「市民説明会」の場だった。
 公募の市民委員を除く学識経験者ら委員16人は、市が委嘱済み。「既に計画への賛意を得た」(公園みどり課)という地元の建築士会や商店会の代表らが名を連ねている。
 市が自ら「盛岡の歴史や文化の中核」と位置付ける岩手公園。「開発に市民合意が得られるだろうか」と気をもむ懇話会委員もいるにはいるが、市は粛々と計画を進める方針だ。
 懇話会の初回会合は8月5日、公開で開かれる。市民委員の公募に関する連絡先は市公園みどり課019(639)9057。


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2019年07月18日木曜日


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