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閉校校舎から魅力発信 宮古「里の駅おぐに」オープン

「里の駅おぐに」のオープンを祝った記念式典

 宮古市小国地区の国道340号沿いに、交流促進施設「里の駅おぐに」がオープンした。旧小国小の校舎を改修し、住民が管理運営に当たる。北上山地のほぼ中央に位置して急速に少子高齢化が進む地区で、住民たちは新たな地域拠点を核に交流人口の拡大を目指す。
 旧小国小は2015年3月、139年の歴史に幕を閉じた。里の駅は木造校舎1階の一部約260平方メートルを活用した。事業費は1億6800万円。
 特産の手打ちそばなどを提供する食堂では児童が使った机と椅子を再利用し、地元の野菜も販売する。年中無休で営業は午前9時〜午後5時。駐車場は27台分あり、トイレは24時間利用できる。
 338世帯、717人が暮らす小国地区の住民たちは、小国小の閉校を見据えて10年ほど前から校舎の活用策を検討。昨年11月には遠野市につながる国道340号立丸峠工区(5.21キロ)の道路改良工事が終わり、交通の難所も解消された。
 管理運営に当たるNPO法人小国振興舎の理事長横道広吉さん(69)は「長年の願いが実現した。新たな交流拠点から、積極的に小国の魅力を発信していきたい」と意気込む。
 7月6日には現地で記念式典があり、山本正徳宮古市長は「閉校した学校校舎の再利用は市内で初めて。地域振興のために活用してほしい」と期待を込めた。


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2019年07月18日木曜日


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