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震災時の障害者映画で実情描く 秋田14市町で上映会

「星に語りて〜Starry Sky〜」を紹介するチラシ

 障害者が働く共同作業所の全国連絡会「きょうされん」は、東日本大震災で被災した障害者が置かれた状況を描いた映画「星に語りて〜Starry Sky〜」を製作した。全国各地で上映する。きょうされん秋田支部は12月までに秋田県内13市と美郷町で、上映会を順次開く。

 映画の副題は「東日本大震災、障害のある人と支援者の物語」。震災当時、個人情報保護の観点から被災した障害者の情報が開示されず、医療関係者が適切に対応できない面があったという。犠牲になった障害者の死亡率は、被災地域全住民の震災による死亡率の2倍ほどに上るとされる。
 浮き彫りになった課題を踏まえ、きょうされんは陸前高田市、南相馬市、宮城県南三陸町などの被災者や行政職員、障害者施設の関係者に聞き取りをして映画製作を進めた。作品を通して問題提起する。
 上映会は13日の秋田市を皮切りに始まった。きょうされん秋田支部は「今後も自然災害が続くと予想される中、障害者の命を救う上での教訓を伝える作品」と話す。連絡先は秋田支部018(827)2310。


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2019年07月18日木曜日


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