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<参院選東北>与野党幹部東北へ続々 投票前日、首相秋田入りへ

 参院選(21日投開票)は選挙戦が残り3日となり、与野党は激戦が続く東北の改選1人区に相次いで幹部を投入している。共同通信社の終盤情勢調査では岩手、宮城、秋田、山形を中心に自民党現職と野党統一候補が接戦を繰り広げる。各党は東北シフトを鮮明にして、組織固めや無党派層への浸透を図る。
 自民は17日に宮城、山形を転戦した安倍晋三首相(党総裁)が、19日は岩手入りを検討。最終日の20日は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備を争点に接戦が続く秋田に菅義偉官房長官と共に訪れる日程調整に入った。
 前回の2016年参院選の東北6選挙区で、自民が勝ったのは秋田だけ。同じ失敗を繰り返すまいと幹部の応援投入が加速する。宮城県選出の党衆院議員は「一つも取りこぼしたくないという強い意志の表れだ」と気を引き締める。
 全国的には自民堅調の流れがあるだけに、野党側にとって東北の接戦区は落とせない。共闘の成否は次期衆院選にもつながる。
 立憲民主党の枝野幸男代表は19日に青森入りする方向で調整している。国民民主党の玉木雄一郎代表は17日、山形の統一候補の個人演説会に駆け付けた。18日は岩手、福島を回る。共産党の小池晃書記局長も17日、青森、秋田、山形3県を回った。立民選対幹部は「東北では手を緩めることなく最後まで走りきり、接戦を制する」と強調した。


2019年07月18日木曜日


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