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<東京五輪>仮設再利用で復興発信 モニュメント制作発表会、錦織選手やサンドら思い語る

再利用されるアルミサッシを前に五輪への思いを語る(左から)錦織選手、伊達さん、富沢さん=17日、東京・芝公園

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県に建設されたプレハブ仮設住宅の建材を再利用した「復興のモニュメント」を制作すると発表した。都内であった発表会に男子テニスの錦織圭選手(日清食品)と仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が登場。復興五輪への思いを語った。
 仮設住宅計824戸の窓枠などに使われたアルミサッシを再利用する。デザインは東京芸術大の学生が複数を考案。8月に3県で中高生によるワークショップを開き採用デザインを決める。県ごとに1基ずつ制作する。
 モニュメントには中高生が復興支援への感謝や選手へのメッセージを書く。五輪期間中、選手村や競技施設周辺で展示し、大会終了後は選手がサインを記し3県に移す。場所は未定。
 発表会ではプレス加工したアルミサッシの塊を前に、錦織選手が「仮設住宅が選手を応援してくれる物に変わるのはとてもいいアイデア。五輪ではいい色のメダルを取りたい」と意気込みを語った。
 サンドウィッチマンの伊達みきおさんは「役目を終えた仮設住宅はどうなるんだろうと思っていた。素晴らしい試み」と意義を語った。富沢たけしさんは「仮設住宅はつらい生活の象徴とも言えるが、アスリートと結び付くことでポジティブな印象になる」と話した。


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2019年07月18日木曜日


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