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「収穫控えたモモ 甘み増す日光を」 期待寄せる桑折の農家

日照が待ち遠しいモモ農園=18日、福島県桑折町

 「献上桃の郷」として知られる福島県桑折町。主要品種「あかつき」の収穫開始を10日後に控え、農業羽根田幸将さん(29)は「収穫の直前に日が差してくれると甘味が増す」と期待を寄せる。
 羽根田さんは約3ヘクタールの農園で、あかつきなど約20種類のモモを栽培。18日には宮城県内の女性団体の収穫体験を受け入れ、もぎたての「暁星」を味見した参加者たちは「甘い」と口をそろえた。
 JAふくしま未来(福島市)の飯坂営農センターによると、昨年のモモは猛暑の影響で果実が小ぶりだったが、今年は適度な雨に恵まれより大玉になった。これからシーズン入りするあかつきは日照不足で色付きが薄く、糖度不足が心配されるという。
 県農協五連は16日、2003年以来となる「異常気象対策本部」を設置。野菜や米を含めた県内全域の農家の状況を把握し、自治体などと連携しながら被害を未然に防ぐ。担当者は「17日からだいぶ蒸し暑くなってきた。まだ悲観的な状況とは言えない」と話した。
 仙台管区気象台の1カ月予報によると、東北地方の太平洋側は7月中は日照時間の少ない状態が続き、日本海側はほぼ平年並みの見込み。


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2019年07月19日金曜日


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