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<参院選>あす投票、仙台決戦 有権者に根強い政治不信

候補者の演説に聞き入る大勢の市民ら=19日午後3時35分ごろ、JR仙台駅前

 21日の投開票を目前に控えた参院選宮城選挙区(改選数1)で19日、自民党現職愛知治郎氏(50)と立憲民主党新人石垣のり子氏(44)は勝敗の鍵を握る無党派層を求め、JR仙台駅前で支持を訴えた。演説に耳を傾けた有権者は、東日本大震災の復興政策や外交問題の解決を求める一方、政治への不信感を口にした。
 自民現職や応援弁士の演説に拍手を送った青葉区の歯科医師女性(65)は「これまでの実績を生かし、復興予算をしっかり確保してほしい。野党には期待できない」と語った。
 宮城野区の無職男性(75)は立民新人の主張に賛同。「1強政治は危機感を覚える。外交も不安。隣国と争わなくて済む政治をしてほしい」と注文を付けた。
 「与野党が拮抗(きっこう)し、緊張感ある政治を取り戻してほしい」。仕事の合間に立ち寄った岩沼市のデザイナー男性(68)は、野党に奮起を促した。
 白石市の会社員女性(41)は「どの演説も年金や教育のことばかりで自分に響く議論がない。投票先は最後まで悩むと思う」とため息をついた。
 若い世代は政治に関心を持ちつつ、自らの選択に思い悩む。期日前投票を済ませた太白区の大学生男性(19)は「社会保障政策に期待したいが、選挙で本当に社会が変わるか分からない」と戸惑いを見せた。
 青葉区の大学生男性(22)は両候補の考えを聞き比べた。「自民現職は具体的な政策がなく、立民新人の政策は無責任。この2人から選ぶのは難しい」と漏らした。


2019年07月20日土曜日


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