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<京都アニメ放火>東北のファンら犠牲者悼み、再起を願う声

 京都アニメーションは東北でも知名度が高く、作品の舞台となった場所もある。東北のアニメファンらからは19日、犠牲者を悼みつつ、再起を願う声が上がった。
 同社が手掛けたテレビアニメ「クラナドアフターストーリー」には、青森県横浜町の菜の花畑が登場する。放映終了から10年たつ現在も全国のファンが「聖地巡礼」として足を運ぶ。
 菜の花を作付けするNPO法人菜の花トラスト(むつ市)の宮茂理事長(66)は「感動的なアニメがなければ全国に小さな町を知ってもらう機会もなかった。取り返しのつかないことになった」と驚きを隠さない。
 同社は「京アニ」の名で知られ、アニメ業界を志す若者にとって憧れの存在でもある。
 中国出身で仙台市の専門学校2年周鵬さん(29)は「京アニの作品を見てアニメを学びたいと思った。愛情と友情を描写した作品が大好きだった」と肩を落とした。
 「偉大な先輩たちが亡くなったことが残念。大きな損失だ。再び作品を世に出す日が来てほしい」。同2年武田湧稀さん(19)=天童市=は願う。
 同社を応援しようと、関連するアニメグッズを買い求める愛好家もいた。仙台市中心部にあるアニメショップを訪れた白石市の会社員中越亮太さん(45)は「日本のアニメをけん引してきた存在を今度はファンが支える番だ」と語った。


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2019年07月20日土曜日


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