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<参院選宮城>石垣氏初当選 「草の根の勝利」「庶民の声届ける」

当選を確実にし、クラッカーで祝福される石垣さん=22日午前0時25分ごろ、仙台市宮城野区の事務所

 21日投開票された参院選は、全国的に与党が堅調さを見せる中、東北6選挙区(改選数各1)で自民党は2勝4敗に終わり、現職候補の多くが急ごしらえの野党統一候補の前に苦杯をなめた。党幹部らを投入した徹底的な組織戦は不発。吉報を受け取った選挙区は青森と福島にとどまり、岩手、宮城ではそれぞれ4選を阻まれた。

 巨大与党の波状攻撃をしのぎ切ってつかんだ勝利だった。
 改選数が2から1に減り、大激戦となった宮城選挙区。野党統一候補で立憲民主党新人の石垣のり子さん(44)が自民党現職を振り切り、初当選を決めた。
 仙台市宮城野区の事務所に22日未明、当選確実の一報が伝わると、集まった支持者らは抱き合い、手をたたいて喜びを爆発させた。
 歓声に包まれた事務所で、石垣さんは「組織に対する草の根の勝利だ。皆さんに心から感謝したい」と声を張り上げ、満面の笑みを見せた。
 地元ラジオ局のアナウンサーからの転身を表明したのが公示の2カ月前。街頭演説で党方針と一線を画す消費税撤廃を訴えると党内外の注目を集め、相手陣営からも批判を受けた。
 陣営は住宅街を小まめに回る草の根型の戦いを展開した。「庶民の代弁者として国会に声を届けたい」と訴えて無党派層を取り込み、徹底して組織戦を繰り広げた相手陣営をわずかにかわした。
 最後まで持論を曲げなかった石垣さん。「政権へのノーを託された。皆さんと一緒に壁を超えていく」と決意を新たにした。


2019年07月22日月曜日


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