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<気仙沼・小泉海水浴場>9年ぶり海開き 巨大防潮堤見守る 

防潮堤を背にした砂浜で水遊びを楽しむ子どもたち

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市本吉町の小泉海水浴場が20日、9年ぶりに海開きした。宮城県内で最も高い海抜14.7メートルの防潮堤を背にした砂浜で、家族連れが波しぶきを楽しんだ。
 震災前に何度か訪れたという栗原市の会社員佐藤ゆかりさん(40)は息子2人と再訪。「復活をずっと待っていた。天気がいい日にまた遊びに来たい」と喜んだ。
 かつて環境省の「快水浴場百選」にも選ばれた砂浜約650メートルのうち、約150メートルが遊泳可能になった。防潮堤の背後地にある「小泉海岸広場」には特設ステージや地元の高校生が設けた屋台などもあった。
 小泉海水浴場は2010年に約5万人が訪れたが、震災で砂浜が消滅。防潮堤の建設に関し、住民の意見が分かれた経緯がある。
 本吉町観光協会の芳賀勝寿会長(71)は「9年ぶりの海開きは感慨深い。地域のにぎわい復活につながってほしい」と話した。


2019年07月21日日曜日


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