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<ベガルタ>堅守復活 攻守両面でリスク恐れぬ強気な姿勢

C大阪―仙台 後半43分、C大阪の右CKからパンチングする仙台・GKヤクブスウォビィク(左から3人目)(小林一成撮影)

 仙台にとって大きな意義のある勝ち点1だ。前節で4失点した守備を修正し、今季1勝8敗と苦手のアウェーで初めて引き分けに持ち込んだ。攻守両面でリスクを恐れない強気な姿勢が吉と出た。
 相手にボールを握られても後退することなく、激しく体をぶつけて封じた。エースのブルーノメンデスにはシュートを1本も打たせず、前節に失点を重ねたクロスも中央で跳ね返し続けた。シマオマテは「コンパクトに戦えたから安定したプレーができた」と胸を張る。
 渡辺監督が「不安がゼロではなかった」と言う初出場のGKヤクブスウォビィクも、2本のビックセーブで存在感を大いに発揮。後半14分の直接FKでは右に横っ飛びし、キャッチする好反応をみせた。欧州移籍したシュミットの穴を埋める活躍に「チームを助けられたので満足している」と笑顔だった。
 堅守が際立ったが、自陣に閉じこもったわけではない。C大阪の大きく蹴らずにつないでくるゴールキックをボール奪取のチャンスと捉え、富田と松下が高い位置で横並びに構えた。「前からタイトに人にいく意識を持っていた」と松下。前から圧力をかけ、多くのカウンターにつなげた。
 3試合連続で無得点は気掛かりだが、次節まで2週間空く。堅守復活を果たし、次は攻守をかみ合わせる作業に入る。(斎藤雄一)


2019年07月21日日曜日


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