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<参院選宮城>石垣氏浸透 激戦制す

[いしがき・のりこ]仙台市出身。宮城教育大教育学部卒。1998年、エフエム仙台に入社。2014〜19年、東北大東北メディカルメガバンク機構倫理委員会委員。19年5月から党県連復興推進委員長。

 野党統一候補の立憲民主党新人石垣のり子氏(44)が、4選を狙った自民党現職の愛知治郎氏(50)との激戦を制し、初当選を果たした。
 石垣氏は国民民主、共産、社民各党の支援を受け、安倍政権の政策を批判。立民が公約に掲げる「消費税増税凍結」より踏み込んだ「消費税ゼロ」を訴えの柱に据え、対立軸を鮮明にする戦略が功を奏した。
 立候補表明が5月上旬と遅れたが、大票田の仙台市を中心に野党系の国会議員や地方議員と連動し、急速に各党支持層へ浸透。会員制交流サイト(SNS)で自らの主張を発信するなど無党派層を意識した戦いを徹底し、最終盤に混戦から抜け出した。
 愛知氏は祖父、父から受け継いだ後援会や与党の国会議員、地方議員らが支える組織戦を展開。財務副大臣などを務めた3期18年の実績と安定した政治の継続を訴えた。
 序盤から安倍晋三首相、菅義偉官房長官らが次々と応援に入り、支持固めを図ったが、無党派層の多い都市部で石垣氏に及ばなかった。自民は宮城で参院の議席を失った。
 政治団体NHKから国民を守る党新人三宅紀昭氏(57)は、支持の広がりを欠いた。


2019年07月22日月曜日


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